コッペパンと聞くと給食で出るようなパンのイメージですが、一説には『コッペパン』というのはパンの形のことを言うそうで、フランスの『クッペ』やアメリカの『ホットドックバンズ』に似ています。

今回はフランスパンに近いレシピで作っていますが、米粉を使用したもちっと食感のレシピもあります。 続きを見る
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風味や食感などのバリエーションがあると、挟む具材も色々楽しめます。
具材によって好みの大きさに等分するので、小さいコッペパンを作るときは等分する個数を増やします。
材料:コッペパン 3 個分
【粉類】 | |
強力粉 | 105g |
薄力粉 | 45g |
砂糖 | 7.5g |
塩 | 2.7g |
【油脂】 | |
※ショートニング (バターでも可) |
7.5g |
【イースト液】 | |
ドライイースト | 3g |
35℃温水 | 15g |
【仕込み水】 | |
水 | 82.5g |
ショートニングは無味無臭なので、素材の香りを活かしたい時に使用します。
パンの焼き上がりはバターに比べて『ふんわり』して軽く、翌日も弾力が持続します。
トランス脂肪酸フリーのオーガニックショートニングなども出回っているので食事のお供としてのパンや、『ふんわり』したパンが好みの場合はショートニングがおすすめです。
生地作りの工程について
パンの生地作りの工程は、『step.5 一次発酵』まで全て同じですので、
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上記をご覧ください。ここでは『step.6 分割→ベンチタイム』からの工程になります。
step
6分割→ベンチタイム
・生地を3等分にし、軽く丸める。
・乾燥させないように布巾やラップをかぶせ、20分休ませる。

step
7成型
・一度丸めなおし、めん棒で18cmの楕円に広げる。

・両端を中心線から1/3ずつ折り、更に1/2に折る。

・両端を完全に閉じ、閉じ目を下にする。

・横20cmの棒状までめん棒でのばす。

step
8仕上げ発酵→焼成
・40℃で20分発酵させる。
・クープナイフで切れ目を入れる。

・200℃で15分焼き、できあがり。

※お持ちのオーブンによって、温度・時間を調整してみて下さい。
実食:コッペパン
焼きたては固めですが、荒熱がとれたらクラスト(皮)も柔らかく仕上がりました。小麦の風味を感じる、サンドイッチ系におすすめのパンです。
具を挟む場合は、冷めてから横に切り込みを入れます。
今回は下記の具を挟んでみました。
コッペパン3個分
- ソーセージ 3本
- ポテトサラダ 好きなだけ
- サニーレタス 3~6枚
- 薄くスライスした玉ねぎ 適宜
- ケチャップ・マスタード 適宜
- 付け合わせ 工房で採れた芽キャベツの塩茹で

次回は粉を変えて作ってみようと思います。