マフィンはアメリカのカップケーキ状の焼き菓子と、イギリスの平たい丸型のパンであるイングリッシュ・マフィンがありますが、現在はイギリスでも焼き菓子としてのマフィンが一般的です。
マフィンの主な材料はバターケーキとあまり違いはなく、ベーキングパウダーを使用しないレシピも多数あります。
粉を変えたり、フルーツ、ナッツ、チョコチップなどの具材を入れたりなど、自由度のあるレシピが楽しい焼き菓子です。
今回はベースとなるマフィンのレシピに、焦がし気味のキャラメルと塩を加えて甘じょっぱいマフィンを作ります。
型はベーキングカップを使用しました。
材料:塩キャラメルマフィン Mサイズ 5 個分
【粉類】 | |
薄力粉 | 100g |
ベーキングパウダー | 3g |
【その他A】 | |
砂糖 | 50g |
卵 | 60g |
【油脂類】 | |
有塩バター | 40g |
【その他B】 | |
粗塩(粒が大きめのもの) | 1.5g |
グラニュー糖 | 40g |
お好みの具 | 適宜 |
step
0下準備
- 少量の熱湯を用意する(キャラメル用)
- 油脂類、卵を室温に戻しておく
- 粉類をふるっておく
- 具を入れる場合は具の下処理
step
1キャラメルを作る
・グラニュー糖、水小さじ2を鍋に入れ火にかける。
・全体をなじませるように鍋を回す。
グラニュー糖が溶けてきたら火加減を調節し、全体がカラメル色になるまで火にかける。
キャラメルは焦がし気味にすると、口に含んだ時のキャラメル感が増します。
・火をとめ鍋にザルをかぶせて、熱湯大さじ1を加える。
・冷めないうちに全体を(飴状に固まっている部分)よく混ぜる。
熱湯を加えるとキャラメルが飛び散るので、必ずザルなどをかぶせて下さい。
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2マフィンの生地作り
油脂類をクリーム状になるまで、よく混ぜる。
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3
砂糖を加え、全体に白っぽくなめらかになるまですり混ぜる。
バターが混ぜ不足だと、空気を含まない固めの仕上がりになってしまうのでしっかり混ぜる。
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4
充分溶きほぐした卵を、5~6回に分けて入れ、その度によく混ぜる。
卵の量が増えていくと分離しやすくなるので、卵を加えるたびによく混ぜる。
分離してしまった場合は(もろもろっとなります)40~50℃の湯せんにかけて、バターを溶かしすぎないよう様子を見ながら混ぜます。
step
5
キャラメルを1/3入れ、よく混ぜる。
ふるっておいた粉類を1/3入れ、よく混ぜる。
・残りのキャラメル1/2を入れ、よく混ぜる。
・残りの粉類1/2を入れ、よく混ぜる。
キャラメル→粉類→キャラメル→粉類・・・と交互に混ぜることを繰り返す。
step
6
・残りのキャラメルと粗塩を入れ、よく混ぜる。
・残りの粉類は、さっくりと粉気がなくなる程度に混ぜる。
具材を入れる場合は、最後の粉類を入れる前に混ぜる。
step
7
ベーキングカップに7分目くらいまで生地を入れる。(具などをトッピングする)
予熱したオーブンに入れ170℃で12~15分焼き、できあがり。
※お持ちのオーブンによって、温度・時間を調整してみて下さい。
実食:塩キャラメルマフィン
鼻に抜ける香りが芳ばしく、塩とキャラメルの甘じょっぱさが程よいクセになるおいしさです。
具材はアーモンドダイスとかぼちゃの種(左右に流れてしまいました…(´-ω-`))をトッピングしましたが、キャラメリゼしたバナナや、ローストしたクルミなどもマッチします。
甘じょっぱい塩キャラメルマフィンに合わせるお茶は、特徴的な爽やかな香りとキレのある渋みの『ウバ』。
味が濃いめのマフィンの口直しにはストレートで。ミルクティーでもウバ特有の味や香りを感じることができます。