イギリスパンは山型の食パンのことで、本場イギリスでは『White Bread』や『White Loaf』と呼ばれています。
型に入れて蓋をせずに焼くため、発酵したまま山型の形で焼き上がります。
日本で主流の角型食パンよりふんわりと膨らみ、砂糖をあまり加えないので小麦本来の味が楽しめるパンです。
薄めにスライスして、こんがりと焼いた後にバターやマーマレードをのせて食べるのが主流だそうです。
今回使用した型はミニ食パン型。
材料:イギリスパン(ミニ)1 個分
【粉類】 | |
強力粉 | 150g |
砂糖 | 7.5g |
塩 | 3g |
【油脂】 | |
※ショートニング (バターでも可) |
7.5g |
【イースト液】 | |
ドライイースト | 3g |
35℃温水 | 15g |
【仕込み水】 | |
水 | 82.5g |
ショートニングは無味無臭なので、素材の香りを活かしたい時に使用します。
パンの焼き上がりはバターに比べて『ふんわり』して軽く、翌日も弾力が持続します。
トランス脂肪酸フリーのオーガニックショートニングなども出回っているので食事のお供としてのパンや、『ふんわり』したパンが好みの場合はショートニングがおすすめです。
※イギリスパンはプルマンと同じ材料です↓ 続きを見る
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生地作りの工程について
パンの生地作りの工程は、『step.5 一次発酵』まで全て同じですので、
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上記をご覧ください。ここでは『step.6 分割→ベンチタイム』からの工程になります。
step
6分割→ベンチタイム
・生地を2等分にし、軽く丸める。
・乾燥させないように布巾やラップをかぶせ、20分休ませる。

step
7成型
・めん棒で円に広げる。

・縦20cm、横10cmくらいまで、めん棒でのばす。

・横5~6cmくらいになるように三つ折りにする。

・手前から巻き込み、閉じる。

・油脂を塗った型に閉じ目を下にし、二つ並べて入れる。

step
8仕上げ発酵→焼成
・40℃で30分発酵させる。

・180℃で25分焼き、熱いうちに型から取り出し、できあがり。

※お持ちのオーブンによって、温度・時間を調整してみて下さい。
実食:イギリスパン
ふっくらと膨らみ、クラスト(皮)はパリパリに仕上がりました。

冷めてから8等分にスライスします。
蓋をせずに焼いているので、ふっくらして口溶けもほどける感じです。

次回は具材を入れて作ってみようと思います。