無意識の大切さ
人は常に頭の中で、考えを巡らしています。
1日に6~7万回と言われる思考の数々は、ネガティブなものが大半を占めるといわれています。
あの人苦手…
会社行きたくない…
また失敗したらどうしよう…
などなど。ここでいう『思考』とは、無意識に考えているもののことです。
無意識なので、いつの間にか「どよ~ん」とした気分が重い状態になってしまっています。
ネガティブな状態はよくないと思われがちですが、
ものごとは ”0(ゼロ)” ニュートラルな状態であり、そこに色づけするのは個人の思いです。
例えば雨が降っているとき、
- 湿気っぽくて髪うねるし、足元濡れて嫌だな…
- 人通りも少ないし、雨の日割引やっててお得~
と、とらえ方によって起きる現象はネガティブにもポジティブにもなるのです。
楽しい思い出は意識すると出てくるのに、何故、無意識だとネガティブな思いばかり浮かぶのか?
それは、幼少期からの癖でもあります。
心のブロック・思い癖
思い癖というのは子供の頃からの教育、つまり学校の先生や親に言われたこと、友達の影響、
社会人になると上司や先輩に指導されたこと、メディアで見聞きしたことなど色々あります。
特に子供時代の思い癖は、心の奥底でラスボスのように鎮座する厄介なもので、主人公の勇者でさえその存在をつかめていないことのほうが多いのです。
そのため思い癖が、
あの子に嫌われたらいじめられる
皆と同じように出来ないといけない
きっとまた、怒られるに違いない
と、無意識にネガティブなことを考えてしまっています。
無意識なので本人も気づいていません。
これから起こることは、まだ決まってはいないことです。
ですが、ふと『今』何を考えていたか注意深く見ると、ほとんどが考えても仕方のない先の事やネガティブな思いだということに気づくはずです。
では何故、ネガティブな思いに気を付けたほうがいいのか?
それは、毎瞬毎瞬考えていることが、次の現実に影響を及ぼすからです。
思いの力
マザー・テレサの言葉にこんな一節があります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
人生の根底にあるものは、思考です。そして運命とは枝葉にあたります。
思考が現実化するというのは、こういった流れも一部あるのです。
(現実化のしくみについては次回以降書いていく予定です)
思考が先で、現実が後。
人が想像できることというのは、実現可能なことです。
想像や意識を向けたところに、現実ができていくのです。
偉人・成功者と呼ばれる人たちは、必ずと言っていいほど、
”自分の思いに確信をもって=自分に自信をもって”行動しています。
- 「私は○○を作る」
- 「私は○○になる」
- 「私は○○をする」
ここで大事なのはビジョンが明確で、言い切って、更に行動が伴っていることです。
( ´ー`).。oO(こうなったらいいなぁ~)っと昼寝しているだけでは、現実は動きません。
では次に、人生の根底にある『思考』とは一体何なのかを見ていきます。 続きを見る
つづく・・・↓
【ニュータイプへの道 episode.2】思考=波動エネルギー