前回、意識が万物を創造するということを見てきましたので、望む現実を創るにはどうすればいいかということを見ていこうと思います。 続きを見る
前回の記事はこちら↓
【ニュータイプへの道 episode.3】思考(意識)が現実を創造する
『心』が望んでいること
望む現実を作るには、本人がそれを『心=ハート』で望んでいることが重要です。
ハートで望んだことは、”楽しい”や”安らぎ”などの感情や感覚が伴います。
『頭=マインド』で望んでいることは、いくら山籠もりしても、滝に打たれても実現する可能性は低いのです。
マインドで望んだことは、見返りや他人からの賞賛を求めたり、多数派の安心や優越感を欲します。
もし実現しても ”マインド” で望んだことですので、 ”ハート” が満足できずに
「いまいち納得できない…」
「何かもの足りない...]
「コレジャナイ感が…」
と思ってしまうのです。
では何故『マインド』の考えを自分の望みだと思ってしまうのか。
それは世間の常識や価値観というものに、自分を当てはめてしまっているからです。
ザワつく常識を認識する
まず自分を無意識に苦しめているであろう価値観や常識を、ピックアップしていくことから始めます。
「俺の人生はガンガンいこうぜ!で苦しんだことなんてないぜ!」という方はブラウザバックで。
(でも最後まで読んでくれるとうれしいな)
無意識となると、当たり前のように人生に癒着していることがほとんどなので、
探すコツとしましては、
- 「~したほうがいいよ」などのお節介や忠告
- 「~するのが普通だよ」など世間の一般論
- 「~買った・~行った」など人によっては自慢話
これらの言葉・会話に胸がザワついたら、無意識に自分を苦しめている”しこり”ということになります。
ザワつく言葉は人それぞれですが、例として挙げると、
「結婚しないと一人前じゃないよ」
「そろそろ正規で働いたら?」
「子供産まないの?」
「今度また海外旅行いくんです~」
要するに、あなたのために当然のことを言ってあげてる的な勘違い上司や、他人を落とすことで自分を上げる性格の悪いパートのおばちゃんの一言、ということが伺えると思います。\(-_-;)
本人が、心の底から納得の上での人生観であれば問題ないのですが、もしその一言に『ザワッ』ときたら、それが自分を苦しめている常識・価値観ということになります。
何故『ザワッ』とするのか
私たちは、親や学校の教育で子供のころから様々な常識・価値観を刷り込まれてきました。
子供の頃によく言われたであろうことは、
- もっと勉強しないと(他の子より)良い学校行けないよ?
- 良い学校入らないと(他の子より)良い会社行けないよ?
- 良い会社入らないと(他の子より)高い給料貰えないよ?
- 高い給料貰えないと(他の子より)良い暮らしできないよ?
- 早く(速く)○○しなさい
- 友達100人でっきるっかな♪\(-_-;)
競争社会での王道な小言はこんな感じかと思います。
つまり他人より『高学歴、有名企業、高給取り、高級車、豪華な家、広い交友関係、良妻賢母・3高男性』
であること。
『他人より良いものを持つ、より多く持つ』ことが最良だと考えられてきたからです。(特にバブル時代)

親心で「子供には良い人生を歩んでほしい…」と思うことは当然ですし、親や先生も同じように教育されてきたので、当たり前のこととして子供の為に言っているのです。
現在では、昔より考えも多様化しておりますので「子供が好きな人生を歩んでくれればそれでいい」という親も増えていますが、未だに高度経済成長時代の考えが根強く残っているのも事実です。
軸を自分に戻す
人の苦しみの根源は他人との比較です。
『隣の芝生は青く見える』とはよく言ったものですが、
他人と比較し始めると、上を見てもキリがなく、下を見てもキリがありません。
世間の常識や価値観で生きていると、自分の人生が『他人軸』になってしまうのです。
他人軸で望んでいること=マインドが望んでいることです。
自分に軸を戻すことで、ようやく自分の人生が動き出すのです。
自分軸になると、本来の性格や本当にやりたいことが明確になり、人やモノなど周囲との関係も取捨選択するようになります。シンプルな人生になるといったところでしょうか。
自分の人生を取り戻すことで、望む現実を創ることのスタートラインに立てます。
そのあとに、思考で現実を引き寄せていく実践に移っていくことができるのです。
↓合わせて読んで頂きたく 続きを見る
【ニュータイプへの道 episode.1】『思考』が先で『現実化』が後