2019年は各地で台風19号~21号の被害が相次ぎ、日光も週末は雨が続きました。
ようやく天気が回復したので、ちょっと息抜きで遠足に行くことにしました。
今回も早起きして、JR日光駅でバスのフリーパスを購入し、いざ湯元温泉へ。
いろは坂辺りの紅葉は、見ごろまであと1週間くらい(11月上旬)といったところでした。
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【晩秋の日光を散策】中禅寺湖クルージング~竜頭の滝
湯元温泉へ
湯元温泉に到着し、いよいよ戦場ヶ原までハイキング٩( 'ω' )وと意気込んだものの、台風19号の影響で不通区間が!Σ(T□T)

戦場ヶ原とは、
戦場ヶ原は、標高約1,390から1,400メートルの平坦地に広がる400ヘクタールの湿原である。その東側を(南から順に)男体山、太郎山、山王帽子山、三岳およびその山麓に囲まれ、西側は(南から順に)小田代ヶ原、外山に面する。地内西縁部にはほぼ南北方向に湯川が流れる。
湿原はもともと湯川が男体山の噴火で堰き止められた堰止湖であったが、その上に土砂や火山の噴出物が積もり、さらにその上にヨシなどの水生植物の残骸が腐らずに堆積して陸地化し湿原となった。この湯川に並行するように赤沼と湯滝の間に戦場ヶ原自然研究路が設置され木道が整備されている。
【引用元:Wikipedia】
気を取り直して行けるとこまで行ってみようということになり、湯ノ湖からスタート。
台風21号の後だったので気温が上がり、涼しく清々しい天気でした。
(通常だと肌寒いくらいです)

湯ノ湖
ハイキングコースは台風19号の爪痕が残っており、
所々で土砂が流入していたり、倒木があったりで足元が悪い箇所もありました。

ハイキングコースの大木
湯滝
湯滝に到着。
去年の竜頭の滝もダイナミックでしたが、湯滝は水量と高低差に圧倒されました。

湯滝
滝の茶屋にて鮎の塩焼きを頂きました。(*´u`*)

鮎の塩焼き
湯滝の先にある小滝から戦場ヶ原へのハイキングコースが不通だったので、路線バスで戦場ヶ原の近くの停留所まで向かいます。
戦場ヶ原
湿地帯
紅葉は終わってしまっていましたが、白樺の木が木道の脇に並ぶ風景が続きます。
落葉した白樺の繊細な枝ぶりが見れて、葉が茂った夏とはまた違った光景です。

白樺並木
木道からの男体山。
一面のススキ野原と、ススキが風になびく音だけが響く…
なんともファンタジーな雰囲気でした。

ススキ野原
林道
湿地帯を抜けると林道に入ります。ホビットでも出てきそうな雰囲気でした。
ベンチがいくつか設置してある池のほとりで昼食。

池の畔のベンチ
横のテーブルで湯を沸かし、調理をはじめるガチハイカーがいたり、
一方でアンクルパンツでショルダーバッグの女子旅ハイカーがいたり…
森の中は木道もありますが、草が生い茂るけもの道のような箇所もあります。
せめて長袖長ズボン、両手が使えるリュックのほうが安全です。

ホビットひょっこりはん森

↑ジャングル育ち

森の木道
やっぱり体力の限界
昼食後は戦場ヶ原展望台を抜けて、竜頭の滝まで行く予定だったのですが、その間も不通区間でした。先が見えている道のりならばいいのですが、引き返す体力も残しておかなければならず。
ハンター試験一次試験のように、ゴールが分からないという精神状態で乗り切ることを求められたハイキング…
そして腰回りに爆弾を抱えるオバハン一行。

ということであっさり引き返すことに。ヾ(-_-;)
バスの停留所まで戻り、そこからは車中で爆睡。
いろは坂のカーブで窓ガラスに頭をガンガンぶつけながら、日光駅まで路線バスの旅でした。
電車の時間まで結構あったので、金谷ホテルベーカリー・カフェで特製ビーフカレーを頂いて帰りました。o(*´~`*)o
次回は『小田代ヶ原の貴婦人』と呼ばれる白樺の木を見に行ってみようと思います。